マーシャルホームグループは1998年札幌市に区分所有再生マンションを専門とする会社として誕生いたしました。当時はまだ平成バブル崩壊の傷跡が深く、市場にあふれたマンション開発デベロッパーの売れ残り物件は、投げ売り状態となっていました。その多くの部屋は長期間の空室により内装状態は劣悪でしたが、1985~1995年時期に建てられたマンションはバブル景気ゆえに躯体(建物構造)自体はとても良質なものでした。
もとより北海道に住む人々には「マンション暮らし」に適性があります。ご存じの通り北海道は夏と冬の寒暖差が激しい土地柄で、冬の気温は札幌においてもマイナス10℃を超える日が稀ではありません。その寒暖差による躯体自体へのストレスは、雪を経験しない都市のものとは雲泥の差があります。また除雪にかかる労力も尋常ではないため、冬の厳しさを更に感じさせるのです。
よって寒さや急激な温度変化に対して耐性がある鉄筋コンクリート構造で、管理面でも除雪のストレスが無い「マンション暮らし」は北海道の人々にとって大変魅力的なのではないでしょうか。
最初に述べた良質な在庫があること、北海道特有の気候条件に適していることの2点から、マーシャルホームグループは区分所有マンションの『再生』販売に特化して事業展開していくこととなりました。
それから20数年の間に2000棟を越える物件を再生販売してきた今もその考えに変わりはありません。
創業当時、北海道において区分所有マンション『再生』販売に特化した会社はまだ少なく、この事業の認知度はほぼありませんでした。それが今では同業他社様も増え、住宅『再生』販売事業は住宅購入を考える一つの選択肢として認知されるまでになりました。市場が成熟した今こそ、私たちマーシャルホームグループは創業当時の志を忘れず、良質なマンションを安価な価格で供給できるよう活動してまいります。
これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
マーシャルホームグループ